セヴンデイズ 紫色の封筒篇 評価 / 感想
※本DLCはセヴンデイズ本編クリアが前提となっている本編後日談です。
本編の感想記事も書いておりますのでこちらも併せて読んでいただけたら幸いです。
※本編の方は未プレイの方でも読める内容になっていますが本記事はがっつりネタバレしていくのでクリア後にでも読んでいただけたらなと思います。
シナリオ感想(ネタバレ注意)
さて、昨日11/9にLIFE0公式より紫篇のリリースがアナウンスされましたね。
STEAMでアップデートすればプレイできるようなのでさっそく実行。
おっ起動したらさっそくでてきたね!
章選択画面でロックされていた右端も
↓↓↓
このように解放とね
本編プレイは2ヶ月ほど前でそれほど時間が経っていたわけではなかったのだが既にBGM等が懐かしく感じる...。
後日談エピソードなので、本編の最後に修一と千夜子が学校で会った後の紫視点でのお話。
死んでるズとは出会わなかった世界線へと変化したのでサクラが遺した風鈴等もなくなっている。
本編であれだけオカルトまがいの描写があったので今更ではあるが自分が紫の立場になったらまあまあ混乱しそうではあるね。
当然千夜子の呪いもないはずなのだが、修一の部屋から気配を感じ、千夜子の残り香があることに気付く紫。
そしてテレビには修一が映っていると...。
ふむ、まだ物語は終わってないってことやね。
しかしアナログ人間紫、PSforの操作方法が分からない模様。
iphone感覚ですね、はい
おまえはいつから決闘者になった...。
挙句通りすがりの幽霊に教えてもらう始末。
優しい人だった。
この幽霊さん生前PSfor持ってたのね、僕は持ってないから羨ましい感ある。
このゲームこういったところでちょいちょい笑い入れてくれるところあるからすこだ。
なんか色々ごちゃごちゃしたお話があったけどまとめると
修一 二人おるやんけ!
- 世界線が変わって千夜子と幸せになった修一
- 千夜子を救う際に向かった空間に取り残された修一
と...なるほどね。
言ってしまえば「1.の修一」は「2.の修一」の記憶を引き継いだコピーってことか。
どっちが偽物とかではなくどちらも本物であると...。
4, 5年くらい前のホラーゲームにSOMAっていう楽園に行けるって言われて頑張った結果助かるのは自分の人格をコピーした別の自分だけで、その場にいる自分は死ぬしかないっていうお話があったの思い出した。
このSOMAと同じで千夜子空間のリミットが来たら空間の崩壊とともに2.の修一は消えてしまうってことだね。
2.の修一に寄り添うために幽体離脱することに決めた紫。
1.の修一に置手紙を残していく模様。サブタイトル回収だね!
飛び込むと若き日の修一・紫が
ちっこい紫の立ち絵見たい人生だった...。
過去の自分たちを振り返っていくうちに修一パパがお亡くなりに。
紫に修一を頼むと言い残していく。
生前は修一とサッカーしたりゲームしたりとみつきさんがほれ込むのもわかるくらい良い父親やったんやな。
それを受けて修一パパの代わりになろうとする小さき紫。
あー...まあそうなるか。
プレイヤー視点からだとしゅーいちの気持ちもむらさきの気持ちも分かるからどちらが悪いとは一概に責められないんだよね。これはしゃーない。
しかしこうしてみても紫と修一は本当に小さいころから一緒だったんだね。
これで紫の気持ちに気付かない修一ってすげえな...。
その後神無村にワープし二人は合流。
健気だ...。
一本道ストーリーだと幼馴染はどこまで行っても負ける定めなのが物悲しい。
このように1.の修一, 2.の修一どちらも救われたよというそういうお話でした。
総括
そんなにボリュームは期待してなかったんですけど予想以上に短かったですね。
大体AUTO MODEで60分弱くらいで終わります。
クラウドファンディングに参加していない場合、CGもラストのワンシーンのみです。
できればいつも通り未プレイの方でも閲覧できるような感想を書きたかったんですけどあまりの短さにネタバレなしでは書けませんでしたね...。
とはいえ死んでるズももういないので広げられる話も限界でしょうしこればかりはしょうがないですね。
本編で修一と千夜子がハッピーエンドを迎えたけどじゃあ紫は?
面白いお話!というよりはこの疑問を抱えたプレイヤーへの疑問解消のためのお話ですね。
僕個人としては本編のエンディングのまま動かさずに終わってても良かったかなという印象です。
ゆうて無料のDLCですしこの作品により浸りたい方にとっては良かったと思います。
ではっ!