Making*Lovers 評価 / 感想
Making*loversとは
SMEE発のイチャラブゲー。
恋愛でお約束の学園モノではなく社会人での恋愛を描いたストーリーとなっている。
(もうじき学生生活が終わろうとしている身なので、こういった将来に希望が持てる話はありがたいですね笑)
分岐が早く、かつ√ごとに大きく生活スタイルが変化するのでヒロインが多いゲーム特有のマンネリは感じにくい仕様となっている。
またヒロインと2人で出かける際には、自分でデートコースを選択できるので好みのシチュエーションでデートを満喫できる。
(その後の会話が変化しないのはちょっと残念だけども)
あとときメモみたいに呼んでくれるわけではないけれど主人公の名前を自分で設定することが可能。
名前変えられるゲームは地味に初めてだったので調子に乗って本名入れたら事あるごとに自分の名前が出てきたからちょっと落ち着かなかったね...()
主人公といえばこの手のゲームにしては珍しくあまり容姿に恵まれていないタイプの主人公である。
某√では容姿を馬鹿にされたり、学生時代の生活も散々だったことが明らかになるシーンがあり、なかなかに茨の道を歩いてきたことが伺える。
イチャラブゲーではあるけれど、バカップル漫才でのギャグ成分も非常に濃いので終始笑いながらプレイできる。
そんなに気にするほどのことは書いてないと思いますが、ここから先は書きたいことどんどん書いていくので未プレイの方でちょっとでもネタバレを気にする場合はプレイし終わった後またいらしてください!
各ヒロイン感想
亜子
義妹枠。(苗字がないのは主人公の名前は自分で設定できるため。デフォルトは小鳥遊)
小学生の頃に施設で育てられていた主人公が引き取られ、一緒の家族になる。
物語自体は主人公→大学卒業, 亜子→JKという風にだいぶ時間が経っている状態なため既にだいぶ仲が良い。
故に他ヒロインより関係構築の時間が少なく、付き合うまでの過程は比較的あっさりしている。
とはいえ主人公も義妹とはいえ自分の妹に欲情するのはまずいだろとあれこれ考えてるところも見れて面白い。
なおバ先はバーガーショップ(時給¥780)。
スタッフ客問わずにかなりモテるらしくナンパもこのように軽くいなしてしまう。
レイナも「亜子ちゃんはモデルとしてもやっていける」的なこと言ってたし親にはちんちくりんとか言われてるけどかなり可愛い部類であることが伺える。
個別√に入るとめっちゃ甘えて尽くしてくれる。
うーん、お兄ちゃんっ子可愛い.......すこだ。
そして親に見つからないようにというスリリングを味わいながらえちぃなことをしていくわけだ🤔
エッチシーンは他ヒロインより多めでwebカメ・バックのやつと風俗プレイのが良かった(´ー`*)ウンウン
......プレイ中度々思っていたけど亜子の声優さん中々にレベルが高い気がする。
恋愛05のオフィスラブ漫才のときの女上司役になった亜子の声が普段とは全く別物になっててプロの声優ってすげえなって笑いながら聴き入ってた。
あとどうでもいいけど亜子のバ先にいる女の子や店長がまあまあキャラ濃くて面白い。
ゆうて現実で出会って1日2日でこんなこと言われたらドン引きするけどね。
北大路 可憐
真面目で仕事熱心だけど(主に性的な)誘惑に弱い子。
体験版触った感じで一番琴線に触れた子でもある。
合コンでの再会からのなかなか強引な展開で主人公と同棲することになるわけだけども、カップル専用の好条件物件に移住するために交際するといった唐突に付き合うための理由付けとしては比較的まともなので読み進めていて違和感とかは特になかった。
また、ちゃんと主人公も可憐に対する気持ちが同情からくるものなのか本当に恋心なのか考える場面もあるので恋愛に至る部分としても申し分なし。
素直になれないがコンセプトなだけあってことあるごとに面倒くさい。
でも不思議と嫌な面倒くささではなく、本心がバレバレな分寧ろどこか心地いいものなのでプレイしていてだっるってなることはなかった。
しょっちゅう言い合いしてるけどなんだかんだ本音を言い合える間柄って貴重だし、お互い楽しんでる節あるしで相性ええなぁってほっこりしながら読み進めてた。
小学校の頃はクラス委員もしていて無遅刻無欠席と地味に優秀な側面があり、料理もできるし、出先で服のほころびに気付いたらその場でソーイングセットで直してしまうといった女子力の高さも伺える。
家庭的女子すこっ!
今まで男ができなかったのが不思議なくらいだ...
自分の夢を追いかける道を選ぶも今から初めてなんとかなるのかと葛藤するシーンも...
東進でお馴染みの安河内先生の受け売りだけど
It's never too lete to be who you might have been.
何かを始めるのに遅すぎるなんてことはない。
結局のところいかにしてその向き合ってるものに対して熱を注げるかだから時間以上にまず気持ちよ。
何度も折れそうになる可憐を主人公が支える。この支え方が安っぽい慰めでなくちゃんと可憐のことを想って主人公なりに考えてたのが凄く良きだたねぇ...。
ほんと良い関係性だと思う。素直に羨ましいなと思った可憐√なのでした。
鹿目 レイナ
JKモデル。下の名前は漢字で書くと玲菜らしい。
主人公とは交通事故がきっかけで出会う。 多分ヒロイン5人の中で1番運命的な出会い方だと思う。
めっちゃ快活な性格でもう喋る喋る。
僕は女の子がろくなイベントもなしに懐いてグイグイ来ることはありえない、何かしらの打算があって主人公に近づいたのだろうと思っていた。
思ったよりそんなことなかったよね
I × SHE Tellの某√的な展開があると思ってた。
だって普通あり得ないじゃん?
今まで恋愛と無縁の生活送ってきた男が急に現役モデルと楽しく遊ぶ生活を送るなんて...
ぶっちゃけ告白のときまでずっと疑ってたよ笑 こいつどこまで本気なんだろうって
ただ、どうして主人公のことを好きになったのかとかをちゃんと話してくれたのは高評価、モデルならではの自分、そしてかつての自分の境遇を上手く理由と重ねられてたのがいいね!
そしてこやつ、JKモデルのくせに地味に料理スキルが高い。
本人曰く花嫁修業は一通りやったとのこと。
下手したら亜子や可憐よりスキル高いんじゃ...?
料理できる系女子大好きなので普通にポイント高い。
モデルだからこそ抱える苦悩、JK故の若干の子どもっぽさといったレイナ√ならではの強みがよく出ていたシナリオで「ま 真偽はともかく確かに実際の業界でもそういった悩みを抱えてるモデルやアイドルって多いのやもしれんなあ」と考えさせられたので、退屈せず自然とスイスイ読み進められたね。
あと蛇足だけども女子寮のメンバーのキャラが濃くて普通にモブ共が面白くてだいぶ笑わせてもらった。
下ネタに強い女子って大抵面白い子であること多いからこういう人たち普通に知り合いに欲しい人生だった...。
因みにこいつらは別ルートでも出てくるのだが、ヒロインや生活環境が違うとおのずとこいつらとの関係性も変わってくるので、そこも見てて面白いポイントの一つだったりする。
鳴瀬 咲
20代後半の大人のお姉さん、巨乳枠。主人公とは推定5, 6歳差。
年上でデレると甘えん坊になる女の子......最高じゃないか(´ー`*)ウンウン
主人公とはかなり面白い出会い方をする。
とはいえ20そこそこの無職男とお天気お姉さんが接点持つことを考えればこのくらい強引なのがちょうどいいか
普通こんな上玉が処女のまま転がってるかよ┐(´ー`)┌
と疑問に思いながらプレイしてたけど女子高, 女子大出身の経歴で両親からの云々とかで進めていくうちに納得できて来たのでそういうモヤモヤもちゃんと解消してくれたのは助かった。
主人公はwebデザインの仕事を志していたけど、咲の影響でテレビ局のスタッフとして働くことになる。最初は普通に事務仕事手伝ってそこから咲との距離を徐々に縮めていく感じなのかと思ったら
まさかのハムジロー
だいぶ笑わせてもらった。なお咲には不評な模様。
テレビ局スタッフであるが故に起きるのは深夜。他のヒロインとは違った生活サイクルで過ごすのも良きだたねぇ。
当然仕事で局内のスタッフと会話をするわけだが、主人公が他の女子アナと仲良さそうにしてると分かりやすく嫉妬する。
こういう風にいじけてるの可愛くてすこだ(´ー`*)ウンウン
また、趣味の方ではアロマオイルに非常に詳しい。精油効果解説の本も持っているほどである。
このゲームとはまた別のゲームだけどもアロマがシナリオに絡んでくるやつがあってその影響もあり前々からアロマに興味があったので、この咲の解説シーンを呼んだ次の日......
買ってきました´-`)b
自宅から15分くらいの場所にあるデパートにアロマテラピーの店があったのでそちらで購入。オタクだから店員のお姉さんに話しかけるのやべえくらい緊張した...。
金は持ってるし良い仕事にも就いてるけど引かれたレールの上を走ることに疑問を持ち生活している側面があり、そういった部分を主人公との出会いでいい方向に進めていけたのがよかったね。
ただまあ僕は小市民貧乏学生なので逆玉はプレッシャーが強くて疲れそうだなって思った()
月野 ましろ
不思議ちゃん。小柄な割に大きい(何がとは言わんが)。
可憐との合コンの際、海鮮レストラン・リヴァイアサンにて出会う。
職探しをしていた主人公はなんとなくでリヴァイアサンに顔を出してみることにするが、ましろ曰くなにやらビビッと来るものがあったようで主人公に恋人契約書なるものを書かせてくる。
不思議ちゃんだから許されると取れなくもないが、さすがにいきなりすぎる気もする。
Q : 主人公「なんで俺を選んだの?」
A :
お、おう...。
もうこの時点でなんでやねん!といった感じでかなり強引な感じで交際スタート。
最初のうちは付き合ってはいるものの友達以上恋人未満のような関係が続く。(まあそりゃそうだろと。)
攻めっ気にあふれる割に恋愛初心者らしい。
このように間接キスでもキョドる模様。ここの「よ、よゆう~↑」の言い方がちょっと可愛かった。
因みに名前下の画像にも書いてある通りこの2人部屋がお隣同士らしい。
故に主人公は全√で唯一最初のアパートから生活環境を変えずに過ごしていくわけなんだが、
や、なんとね ......
やりやがったよこいつ......
部屋が隣って時点でこういう展開は想像できたけど故意ではないとはいえまさか本当にするとは...
とはいえ互いの部屋行き来したり朝食作ったからこっちで食べよーみたいなやり取りができるのはお隣の特権だしそういうやり取りが見れるのは良きって感じだ。
可愛いっちゃ可愛いんだけど一緒にいたら疲れそうだなって思った()
総括
5人全員もれなく楽しめた非常に良い作品でした。
声を出して笑うシーンも少なくなかったので楽しみながらいちゃラブできたのは良きでした...。
さすがはSMEE・10周年記念作品で多くの賞を獲得されているだけのことはありますね。
各ヒロイン√の長さはまあまあって感じでしたが、5人分あるので全員終わったあたりで丁度満腹感得られたのでこちらも満足。
最も良かった√は?と聞かれたら可憐を推すかなあ...。
可憐っていうキャラクターがまず可愛かったし主人公との相性の良さ、シナリオの盛り上がりといったいくつかの要素で他の子より頭一つ抜けてる印象があった。
僕は可憐→レイナ→咲→亜子→ましろという順にプレイしましたが、内容的に亜子は最後に取っといた方がよかったかもと思いましたね。義妹√って可もなく不可もない場合が多いからどうしても間に挟みがちになるんですよね......。
ま、それはいいとして
このようにね、すでに激イチャアフターも2本とも購入済みなので別ゲーと並行しながらでもプレイしていけたらなと思います。
それから先日1月に新作Sugar*Styleが発売される発表がありましたね。
本作が非常に面白かったのでこちらも期待して待つとしましょう!
ではっ!