Sugar*Style 評価 / 感想
Sugar*Style(シュガースタイル)とは
SMEE発の女子寮イチャラブゲー。
専門学校に進学した主人公がひょんなことから山奥の女子寮に住むことになるお話。
ヒロイン4人は主人公同様専門学校の同期として昼はスクールライフ, 夜は寮での緩い一面を見せてくれるといった感じですね。
なお初手変態扱いはお約束
今回も主人公の名前を変えられるので
恥ずかしかったですけどやっぱり自分の名前入れてやってました。
そして今作の売りと言えばこちら
こんな具合に主人公の寮内での役割を4種類の中から選べるんですね。
前作ではデートコースが選べたのに対して今回はまた違った形でプレイヤーに選択させに来るのは面白いですよね。
なんやかんやなんでも器用にこなせる主人公なのでどれ選んでも自然と面白い展開に持ち込んでくれるのは良かったですね。
因みに√分岐は非常に簡単で、序盤が終わった段階で仲良くなりたい子を選択すればそれだけでそのヒロインのルートに入れるので初心者にもやさしい設計です。
僕はサムネの順番通り初楓→真央→晴→かなめの順で攻略してきたので、それに合わせて役割の方も左上から順番に変えてプレイしてました。
前作Making*Lovers同様終始笑えるノリで進むのでギャグテイストな作品が好みの方であれば問題無く勧められる作品だと思います。
ではここから先は感想となります。一応内容は未プレイの方でも読めるよう微ネタバレ程度に抑えてあります。
前情報無しでプレイしたい方は終えた後にでも読んでいただけたら幸いです。
各ヒロイン感想(微ネタバレ)
森角 初楓
クリオナの初楓。
圧倒的ママ力。ブーランジェリーはランジェリーとは違う模様。
(拘りのある)料理が得意で趣味がパン作りというもう男の胃袋を掴み取る才能に溢れてるの最高だ...。
少なくとも僕は普段自炊しないというのもあり、料理が出来る女子というのは僕の中でかなりポイント高いのでそれだけで高評価ですね。
因みにパン作りの実習で主人公がググったサイトを頼りに花型のあんぱんを作るシーンがあるんですけどどういうのかパッと頭に浮かばなかったので調べてみました。
ふむふむ、ちゃんと出てきたし材料や作り方も詳細に綴られていたので製作陣の方々は予めこういうのも検索できることをリサーチした上で作ったんだろうなってのが分かってちょっと面白かったですね。
奥手でガードが堅い典型的な小動物系女子。こういう子は自分から積極的にはなれないから主人公みたいに自分からグイグイ攻めてくるタイプと相性が良かったんでしょうね。
こう、ちょっとずつ初楓が主人公に対して見方を変えてきて徐々に徐々に仲を深めていってる過程は清純女子√の王道といった感じで好きでした。
告白のシチュエーションも(後で思い返すと恥ずかしいやつだけど)なかなかに素敵だったと思います。初楓はロマンチストな一面があるのでこのくらいが丁度良かったのかもしれませんね。
主人公に甘えてくるのを誘ったりと前述のも含めママ力が非常に高いので
や、ほんとこれ。
皆見 真央
後輩系女子。
主人公と同学年だけど年齢は一つ下なので先輩呼びする模様。
つまりは飛び級で進学してるということでありアホっぽい言動の割に実は頭が良いんですね。
言動に対する反応がいちいち面白可愛いんで主人公の弄り倒してしまいたくなる気持ちもなんとなくわかります。
こういうこっちが投げた言葉のボールを避けずにちゃんと投げ返してくれる人は男にせよ女にせよ一緒にいて楽しいですよね。
夢は保育士で下に弟と妹がいるので長女としてしっかりした面を持っていますが、その実甘えん坊、でも甘え方が分からず素直になれないといった一面も持ち合わせており、同じ金髪後輩系女子と言っても前作のヒロインのレイナとはまた全然違った感じの子で良いですね。
可愛いやつめ┐(´ー`)┌
また、映画マニアで部屋にもその手のグッズが豊富なんですね。
完全にマイク ワゾウスキ
と思ったら性能はソニック
他にもロンが主役風なハリーポッターのポスターもありましたしこういう面白さは嫌いじゃないです。
あと告白の仕方が可愛かったです。当の本人はずるいって言ってたけどや、あれは可愛いって...。
かわいい...
楠木 晴
テニス女子。
圧倒的な運動センスで父の影響で3歳の頃からテニスを始めた生粋のテニスプレイヤーで、ちょっとした散歩感覚で隣の山まで走ってしまう狂気の運動バカ。
僕はサイドテールが堪らなく好きなのでルックスではこの子が一番惹かれましたね。運動バカの割に服のセンスが良いのもポイント高し。
結構元気ある子で暇さえあれば身体を動かしてる子なので一見悩みなんてなさそうな顔してますけど意外なところでの繊細さや脆さを持ち合わせていたりとギャップ萌えに近いものを感じさせてくれましたね。
あとカラオケ苦手なのもちょっと可愛いかったです。
正直僕もそんなにカラオケは得意じゃないのでこの気持ちは本当よくわかります...。
つまり晴はデートで「カラオケ行きたいっ!」って言わない系女子ということなのでそこは僕の中では評価ポイントですね。
エッッッッッ!!!
冬月 かなめ
高嶺の花系女子。
同じ科の人たちから男女問わずキャーキャー言われてるあれ。
通称「ビューティープリンセス」
近寄りがたい雰囲気をまとわせてるから本来の性格を知る人はごく少数。
学費は数年間自分で稼いで専門学校に入学という流れの為主人公たちより年上。こういう親に頼らず自分の道を依頼ていける人って純粋に素敵ですよね。普通に憧れるし尊敬ですよ。自分もそうできたらと思いつつも普通に親の臑齧って大学生活を終えようとしている体たらく...。
所謂オタク系女子。アニメやゆるキャラ等好きなものに対しては滅茶苦茶つく語る子です。オタクは語るのが好き、そう誰が読むとも知らないこの感想を綴る僕のように。
ゆうて高嶺の花で実際もイメージ通りってこの手のゲームじゃ殆どないですし寧ろ定石と言えますよね。
他の人にはごきげんようとお嬢様口調で主人公の前ではオタクトーク展開してくるのは主人公だけ心を許された感あってオタク心に響きます。
共通の時点でなんか他にもオタク趣味あるんやろなって思ってたら案の定だったのでなかなか面白い人でしたね。
デンプシーロールで草
こういった普段表に出せない自分を主人公や寮メンバーに少しずつ打ち明けていく過程というのは展開がある程度読めてもは見ててほっこりしますね。
癖のある女の子ではあるけれど思ったことを素直に話してくれるタイプなので一緒にいて楽しい子だと思います。
一見余裕あるように見えて不意打ちを食らうとすぐ素になるの可愛かったですはい。
このギャップがええやんなあ
モブ共の感想
椿 薫
ひだまり寮・寮長兼主人公が所属するクリエイター科のDTM講師。
本人曰く冗談らしいけど恐らく何割かは本当であろう20代での恋愛体験談を聞かせて寮メンバーを震え上がらせる。所謂結婚したいけどできない系の女性。
でもまあこういう人ってなんやかんや良い人ですよね。知り合いに一人くらいほしいです。
宮前 エリカ
クソガキ。
完全に賑やかし要員。少しませてるけど年相応の無邪気さがある可愛いやつ。
ボケツッコミの両刀で強引な性格なので痒い所に手が届く便利なモブキャラって感じで見てました。成長したら普通に可愛くなるとは思います。
総括(ネタバレ注意)
SMEEのゲームにハズレ無しといったところですね。
今回も楽しませていただきました。4人全員漏れなく可愛かったです。
や、ほんと事あるごとに可愛いを体感できました。
こういう寮生活を送ってみたい人生でした。というかどうなんでしょうね、全国探せばこういった女子寮の中にポツンと男子が紛れ込むって例あったりするんですかね?大半は倫理的な面で×でしょうけど。
シナリオ面で一番好きだと思えたのは初楓√でしたね。
やはり恩師の去り際に想い出の品を送るという話は胸に来るものがありますよ。何度もトライ&エラーを重ねて折れそうになったら主人公に支えられてもらってようやく完成まで漕ぎ着けるって過程はmaking*loversの可憐√に通ずるところがあります。こういう話はほんと良いですよね...。
ここまで言っといてなんですが、making*loversとsugar*styleどちらが好きかと言われたら実は僕は前者ですね...(北大路 可憐の存在が大きかった)。それでもノリの良さや個別√の質は前作に負けず劣らずといったところだったので、十分期待通りの出来だったと思います。
話がエピソード形式で区切って進んでいくのも個人的には結構好きでした。
結構エロゲってそろそろ止めようかなって思ってもキリのいいところが見つからず、そのままズルズルと惰性でプレイしてしまうことが多々あるのでこういう話の展開を整理しやすく止めるタイミングにもなりうるエピソード○○は良かったです。
あとこれプレイしてる最中に気づいたんですけどファンディスクが今月末に発売されるみたいですね。
発売日に予約して買ってたんですけど他ゲーなり就活なりしていたらいつのまにか半年近く積んでしまっていたのでタイムリーな時期に消化できたのは幸いでした。
なかなか良ゲーでしたのでFDの方の感想も発売次第綴っていければなと思います。
ではっ!