塩の江戸ゲ戦記

ソラノキオクを求めて

塩サイダー(@ShioCider_RUKIT)のエロゲ感想日記

Sugar*Style Music and Happiness Pack 評価 / 感想

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人類史上最高にハッピーな始まりへ

Sugar*Style Music and Happiness Packとは

SMEE発のイチャラブゲーSugar*Styleのファンディスクですね。

前作のエンディングから約1年ほど経った時期のお話になります。

(↑本編感想記事はこちら!)

 

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今作の目玉は何といっても全曲収録のサントラが付属することですね。

OP, EDは勿論、作中で使われたBGMを本作分に追加された新たな曲も全て網羅している太っ腹ぶり。

 

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それにFD本作の主題歌「Morning Medley」の歌手は、前作Making*Loversの主題歌「Girls' Carnival」と同じユウカさんなので前作ファンとしても嬉しい限りですね。

 

以下ヒロイン及びシナリオの感想となります。

ファンディスク自体はそこまでボリュームはなく、非ネタバレだと書けることが極端に減ってしまう為、基本ネタバレ前提でよろしくお願いします。

 

各ヒロイン感想

森角 初楓

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ひだまり寮皆の頼れるママ初楓。むっつりスケベは相変わらず健在。

パン作りコンテストに挑戦したり、奥手なのに(かなめ先輩の謀略により)ミスコンに出ることになったりと大忙し。

 

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パン作りでは、早くもパン屋営業のことを考えてるような言動がちらほら見えるの素敵です。本編EDに着実に近づいているのが見えますね。こういった面も普段の母性を形成する一因になっているのでしょう。

 

ミスコンでは、悪女の口車にまんまと乗せられガッチガチに緊張したままステージに上がるわけですが......

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や、最高だ

完全に事前に練習した茶番も頭から吹き飛び、思いの丈をぶつけるのですが、何も考えてない状態で出た言葉だからこそこれが初楓が主人公に対して思っている本音なんですよね。

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普通に痺れました。真意に気付けるのはひだまり寮メンバーのみという点も独占欲あるオタク心に響きますし、終わった後の主人公の返しもシンプルながら素敵だなと感じました。

 

その後のラブラブ具合や本編EDを見ても二人が上手くやっていくのは言うまでもないですね。

 

 

皆見 真央

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相変わらずの甘えん坊後輩ガール。

平和な日常の延長線といったシナリオでしたね。

 

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このノリの良さも健在。見てる方はたまったもんじゃないでしょうけど


でもラブラブムード満点の中またしても悪女が「同棲は大変」と囁くわけですね。

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とはいうもののちょっとちぐはぐな雰囲気を醸し出して、まだまだ互いの知らない部分があり、それを認識していくというのも発展途上の恋愛という感じがして良かったですね。

真央は関係について多少考え過ぎてしまうきらいがあるため、そこを主人公が上手く埋めていけるかが鍵になるわけですが、そこらへんは流石コミュ力モンスターの主人公だなと思いました。

 

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こいつは気づけばコロコロ表情が変わっているというところが可愛いんですよね。

繊細で気配り上手が故にって感じなんでしょうけど、こういう見ていて飽きさせない可愛らしさというのはキャラゲーにおいて非常に強い武器だなと感じました。

 

 

楠木 晴

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運動大好き快活ガール。やっぱりキスが大好き。

 

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晴といったらやっぱりテニスですよね。

運動不足の主人公に付き合ってラブラブラリーするわけですね。(ギャラリーの呆れ具合よ)

お互いの好きな部分を言い合いながらの縛りラリーなわけですが、やはり晴も女の子ということで当然ながら主人公のことを結構よくみてるのが分かります。

 

そいでテニスから帰ってもベタベタくっつくと...

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うーん、えっちだw

晴はキスもそうだけど結構主人公にくっつくのが好きなように感じますね。遊園地でもそんな感じでしたし。健康的なエロさがあってすこれます。

 

主人公にもっと好きになってもらいたいから頑張るけどその頑張りによって変わってしまう自分が怖いという不安を抱える晴。でも主人公は「相手を想って変わることは悪いことじゃない」と返すわけですね。

他√でも思いましたけどこういうの見ると主人公の彼氏力も上がってるなと感じますね。

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こんなこと言われたら余裕でハート撃ち抜かれますわ。

 

 

冬月 かなめ

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相も変わらず自由奔放多才女子。学園でも変わらずプリンセス。


オタ趣味が多彩とは思っていましたけど...

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まさかVRゲームを自分で作ってしまうとは...。

ゲームクリエイター顔負けですやん。どうでもいいですけどこれのために2枚も新たに凝った背景が作られたっていうのはちょっとテンション上がりますね。

鍛冶場に行かないと武器が作れないのに何故か前線参加する武器屋の初楓と歌えないのに吟遊詩人名乗る晴を従えて魔王真央に挑む。

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まあマ○オ形式でサクッとKOなんですけどね。

ゲーム自体は短いけど普通に面白かったです。久しぶりにあのクリーチャーも出てきましたしね。

 

主人公は頑張ってかなめ先輩に合う彼氏になろうと努力するわけですが、かなめ先輩は既に十分変わったと言ってくれるんですよね。

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晴とはまた違う大人のエロさがありますね。

ただ変わったのは主人公だけではなくかなめ先輩のほうもまた少しだけ主人公の影響で変わってたんですね。

知らず知らずのうちに互いが理想とする姿に近づきつつあったってのはなんというか胸に来るものがありますね。自然と信頼し合える関係にも繋がるので素敵だなと思いました。

 

今後本編EDに繋がるまで、あるいはその後もかなめ先輩は主人公をからかいつつも愛してくれるのでしょう。 

 

 

総括

買ってすぐプレイしようと思って意気込んだはいいもののRPGやりたい欲が出てしまったため数ヶ月別ゲーに勤しんでおりました。

本編攻略後から4ヶ月経ってしまいましたが、今月ようやくプレイできました。

 

前作Making*Loversのファンディスクの1.3倍のボリュームという触れ込みだったので、期待してプレイしたところ、確かに体感メイラバより長めに感じたので、今作も十分楽しめましたね。全√含めて3時間前後といったところでしょうか。

 

メイラバのFDのときも思ったのですが、こういうふと何気ない平和な日常が続いてる感じってたまらなく安心感ありますし見ていて癒されるものがありますね。

「ここから本編のEDに繋がっていくのか...。」と考えるとなかなかに感慨深かったです。

 

本当にSMEEの作品はプレイすると恋愛がしたくなります。

この会社のゲーム大好きです。次回作はどのようなシナリオに触れさせてもらえるか今から楽しみですね。

 

蛇足ではありますが、今作のようにファンディスクにサントラを付属するという商法は個人的に非常に嬉しかったので、次回作も同様にしていただきたいですしなんなら他の会社でも取り入れていただきたいところです。

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ではっ!