五等分の花嫁・誰が可愛い? 私見を交えながらそれぞれの良さを語る
※本記事はオタク特有のきつい文章が展開されます。
また、ヒロインの魅力を語る記事故に既刊(1~7巻)のネタバレを含む点等をご了承の上閲覧ください。
前書き
- 某日 -
「三玖がさいつよ!」
「四葉可愛すぎる!」
最近TwitterのFFが何やら推しの子について熱く語ってる。
上の子とか何て読むねん...三玖...さんきゅう?
何の作品かわからなかったのでググってみた
- 五等分の花嫁 -
どうやらマガジンで連載中のヒロインが5人いる漫画らしい。
絵柄見た僕「は?可愛いんだが...?」
早速購入!......はしなかった。
僕は斜に構えた陰キャオタクなので流行りに乗っかることに何の抵抗も覚えなかったわけではないからだ。
「なんかアニメも始まるらしいけどスルーで良きかなあ...。」
なんてことを思っていたら仲良くさせていただいてるFFの方に
というリプライを頂き僕の中にある意味不明なプライドストッパーが外れて
や、このようにね、買ってきました
(面倒臭い性格だから誰かに背中を押してほしかった、そういうお話ですね。)
で、めでたく作品の沼にどっぷり浸かり五人のそれぞれの良さが見えてきたので、現在出ている7巻までの範囲で僕に表現できる範囲で五人について書いてみようと思った次第にございます。
普段このブログ江戸ゲの感想記事しか書かないけどたまにはこういうのもね?
中野家・五姉妹のチャームポイント
(中野家って書くと吉野家みたいですね。)
一花
五姉妹の長女で五人の中でも比較的落ち着いたちょっとだけ大人びた感じが出てるの良き。たまにちょっとしたことで主人公をからかいに来てくれるの可愛い。
結構良い観察眼を持っていて三玖の主人公に対する気持ちに最初に気付くんですよね。
2巻のシーンですね。
こここれからの二人を示唆してたんですね。2週目で気づきました。
線香花火 = 主人公 で二人は同じものを欲するけど一花は三玖に譲ってしまうと...。
自分の気持ちを正直に出せない子なんですよね。
学校では高嶺の花故にどうでもいい人にはモテるけど好きな人にはなかなか振り向いてもらえないタイプ。
一花は三玖の気持ちが分かるから応援しようと思うけど完全に踏ん切りはついておらず、三玖は三玖で一花の気持ちにも気づいてるから手を抜いてほしくない、でも負けたくないみたいな想いが交錯するこのやり取りが本当にすこです。
女の子してんなあ...って
女優っていうやりたいことが明確なのも好印象ですよね。
狭き門とかそういうのはどうでも良くて何かに本気で打ち込んでる人って男にせよ女にせよ魅力的に映るものなんですよ。
僕は人生賭けてでもやり抜きたいこととかないつまらない人間なのでこういう人は輝いて見えますね。頑張れ女の子。
二乃
次女。料理の腕は五姉妹の中で一番。
この作品に触れる前Twitterでこの子の名前はあまり見かけていなかったんですが、読み進めてなるほどって感じでした。
所謂大器晩成型ですよね。
五姉妹の中で最も主人公に対して嫌悪感を抱いているちょっと損なポジション。でもだからこそ一番人間味溢れる子とも言えるわけですよ。普通に考えて家庭内にどこの馬の骨とも知らない陰キャ風な男が来たら誰だって警戒するのは当然なわけで、家族を大切に想っているからこそあの態度が出てしまうとそういうお話ですね。
その実、根底には変化を嫌う性格があり、それ故に変わっていく姉妹や主人公を取り巻く環境に対して毛嫌いを起こしてたわけですね。
そしてそこがこの二乃という子のテーマになっていくと。
読み始めた当初からこの子に関しては目をつけていて「絶対後々可愛くなるだろ」と確信めいたものを感じてました。初期の好感度が底辺ってことはあとはもう上がるだけなんですよ。待って待ってその花が開いたのが6巻ですね。ここで好きになった方も一定数いらっしゃるんじゃないでしょうか?
7巻のラストの破壊力も凄かったですね。
こんな感じでこれからデレがどんどん増えてくると思うので期待です。
三玖
三女。日本史が得意分野 。
読み始めてすぐに「あーこいつ人気上位だろうな」って思った子。
五人の中で最も早く主人公に好意を抱きましたね。
でもこの子優しい子だから五人姉妹は皆で平等という意識を強く持っているんですよね。だから一歩先に踏み出しきれない煮え切らなさみたいなところがあったんですが、4巻の林間学校で「平等」ではなく「公平」であるべきということに気付いてそこからはもう積極的にアプローチするようになりましたね。
可愛くないわけないじゃん?
こういう自分の気持ちに正直になれる子って僕らの様なオタクからすれば胸を射抜かれるわけですよ。
無愛想ながらもなんとか自分の気持ちを伝えようとするあれこれが見てて「いいぞお!」って感じです。
料理全然できないけどチョコ作りに奮闘する姿もベタながら良きです。
あの描写の何が良いって自分でチョコ作って満足するんじゃなくて事前に市販のチョコを主人公に食べてもらって好みを把握してから制作に入ろうとする姿勢ですよね。
付き合ったら不器用ながらもたくさん尽くしてくれそうです。
他の姉妹と主人公がなんやかんやしてるのを見ると分かりやすく嫉妬してくれる。
はい、可愛い。
現状好意的な感情を露骨に出しているのはこの子だけなのでまだしばらくファンが増えるだろうなって思ってます。
四葉
四女。うさ耳みたいなリボンがトレードマークのちょいアホの天然。
この子の良さは何といってもその素直さにありますよね。
五姉妹のうち四人は癖があって初期は主人公になかなか心を開いてくれないけどこの子だけは始めから主人公に教えを乞う姿勢を見せていました。
見てくださいよこのあざとさ...。
皆さんこういう子なんて言うか知ってます?童貞キラーっていうんですよ。
現実にこんなことしてくれる女の子がいるかどうかはともかく仮にされたら大多数の童貞は勘違いを引き起こすことでしょう。因みに僕は童貞です。
困っている人をほうっておけないってところも素直に可愛いし勘違いさせやすいポイントでもありますね。
男というのはプライドが高い生き物で、自分より知性のある女性に嫌悪感を抱いてしまう人が多いためこういったちょっとアホの子というのにコロッと落とされてしまう童貞が多そうだなと思いました。
かくいう僕も現実にいたらワンチャン惚れてる説あります。
五月
末っ子。いっぱい食べる子。
この子はね...そんな目立たない。
目立たないんだけど僕は別にそれを短所とは思わないです。
例えばコーラとかオレンジジュースって美味しいじゃないですか。でもそれだけ飲んでるとすぐ飽きがくるんですよ。人間が喉が渇いて死にそうなとき最も強く求める飲み物の行き着く先は水なんですね。水だけは飽きる人がいないと、そう 言ってしまえばこの五月という子は飲み物で言うところの水に近い存在なんですよ。
結構他のヒロインの陰に隠れがちですが
- 1巻表紙に最も大きく飾られてる
- 五姉妹の中で最初に主人公と会話する
- 五姉妹の中で初めて主人公(妹含む)とデート的なことをして写真を撮る
- 五姉妹の中で唯一上杉家で寝泊まりしたことがある。
こうやって並べてみると結構優遇されてるんですよね。
5巻冒頭では思い出の女の子と五月が重なるシーンがありますが考察厨の方々はどうお考えなのでしょうね。
描写に関しては、母に対して強い憧れを持っており、その責任感の強さから五人姉妹の末っ子であるにも関わらず他四人をまとめ上げようとする描写がちらほら見えるのが立派だなと思いました。
真面目ちゃん故に個性は薄いけどいないと困る、かつ飽きも来づらいと、一緒にいて安心できるタイプの女の子ですね。
子ども出来たら教育方針とか熱く語ってそう。
まだそんなに主人公に対して恋愛面での好意的な感情は出てきていない感じですが、7巻ではちゃんと自分の進むべき道を見つけられたようなのでそちらも併せて頑張ってほしいところ。
これらを踏まえての僕の推しの話(≒自分語りコーナー)
ここまで五人の魅力について書いてきましたが、結局のところ誰推しなのかって話ですよね。
僕が7巻分読んできて一番すこだなあってなったのが...
一花なんですね。
まずルックスがストライクで、宮原るり先生の「僕らはみんな河合荘」って漫画に出てくるヒロインに律ちゃんって子がいるんですよ。
(↑参考画像)
この作品でショートの女の子が大好きになってしまったんです、はい。
というか書いてて思ったけど声優どちらも花澤香菜ですね。(花澤香菜が好きかと言われればそんなことはないですが)
僕は女の子とは軽口を言い合いながら過ごしたい人間なので一花みたいにからかいに来てくれる女の子すこなんですよ。自分のやりたいことがあってキラキラしてるのも良きですし、この手の女の子はガードが堅い分そのガードの内側に入ったらだいぶ甘えに来てくれると思うんです。
自分の前では本心で甘えてくれる系女子ってオタク心くすぐるものがありますよね。
それに見てくださいよこの表情。
もう完全に女の子してるじゃないですか...。
スタバ女子なのもバリスタ塩サイからすれば高評価ポイントですね。
好みのフラぺ作ってあげたいです。
今はまだ好きであることを自覚しつつも主人公に対してアプローチはできていない状態なので自分の気持ちを前面に出す回を楽しみに待っていたいと思います。
あとがき
それではなかなかきつい文章だったかとは思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。以上がこの作品に触れて僕なりに感じたことですね。この三連休で一気に全巻読んで追いかけた甲斐あって作品の魅力を大きく体感できました。
この手の作品はやっぱり今のご時世人気出ますよね。
江戸ゲじゃないから5人全員分のエンディングを作るわけにもいかないですし、どういった話の締め方にするのかも楽しみです。
来月また新刊が出るとのことなので、日々の予定を消化しつつ楽しみに待つとしましょう。
ではっ!